実績紹介(平成25年度)

今回は、個々のテストの点数の増減でなく、長い目で見たときに一人の生徒さんがどのように伸びて行ったかをお伝えいたします。

1年間ですっかり自信をつけた中学2年生

Aさん(中2) 5教科:オール2+3が1つ(11) ⇒ 1年間でオール3+4が1つ(16)
9教科:オール2+3と1が1つずつ(18) ⇒ オール3+4が1つ(28)…1と2が無くなった。
Aさんは入会した頃、スポーツには熱中できるけど勉強には今いち…、という勉強に対する意欲に欠けるところのある生徒でした。やる気のない生徒さんの特徴は、授業中に質問しない。(だからこちらから分かったかどうか質問をたくさんする。)理解できたかどうか返事が曖昧。(だから確認テストで理解度を探る。)宿題をやってこないから定着が弱くすぐに忘れてしまう。(だから宿題は100点を取れる内容で出し、以前の授業の確認を常に行い、忘れる事のないようにしています。)その甲斐あって成績が10も上がり、今では中学校の職員室で、複数の先生の驚きの話題になるくらい大きく成長している最中です。これからが益々楽しみです。

中学3年生の成長

原塾で実施しているW合格もぎ(会場模擬テスト)で実力の養成を見てみましょう。

Bさん(中3) 7月の模擬テスト:3教科偏差値=40、5教科偏差値=38 ⇒ 12月の模擬テスト:3教科偏差値=52(12up)、5教科偏差値=50(12up)となりました。
Bさんは、素直でまじめな生徒さんですが、なかなか成果が出ずに私の方が焦りを覚えたくらいでした。勉強に対する苦手意識を払しょくするために、塾のない日にも一生懸命自習に来ていました。その努力の成果が出始めたのが12月というタイミングです。この後もこの傾向は続き、受験時点に最高潮を迎えることになるでしょう。例年の受験生がこれと同じ成長曲線を示しているからです。

Cさん(中3) 7月の模擬テスト:3教科偏差値=53、5教科偏差値=49 ⇒ 12月の模擬テスト:3教科偏差値=62(9up)、5教科偏差値=63(14up)となりました。
Cさんも、素直でまじめな生徒さんです。毎日必ず自習に来ていて、塾が終わる21:30まで一生懸命に勉強をしています。しかしなかなか思うように伸びませんでした。その大きな要因となったのがネガティブ発言でした。どんなに点数が取れても「たまたま」「偶然」「運が良かった」「全然分からない」を連発していました。これは謙虚さを飛び越えて、自分に対する刷り込みになってしまいます。そこでそのようなマイナス発言をしないように指導も欠かせません。Cさんは最近自覚するようになり、急に上昇し始めました。今後もこの傾向は続き、受験時点に最高潮を迎えることになるでしょう。Cさんもまた、例年の受験生と同じ成長曲線を示すと思うからです。

高校に入ったら驚きの成績(高校合格後にも続けているの生徒さんの様子)

Dさん(高1) 偏差値53の中堅高校に合格。 数学Ⅰ:クラス2位、数学A:2位、英語:3位、国語:6位、物理:3位、化学:5位など、クラスや学年の総合順位は出ませんが、おそらく上位数%以内には入っていることでしょう。もちろん数学と理科の成績は5です。これで大学受験に推薦系(指定校推薦、公募推薦、AO)で入れる可能性も高くなりました。この成果は、Dさんが高校合格はゴールではなく自分にとってのスタート地点に立つことと考え、高校入学後も、英語、数学、国語の3教科を原塾で続けて勉強したからと考えても良いでしょう。

Eさん(高1) 偏差値50の中堅高校に合格。 英語:94点、88点を取り、学年で1位となりました。もちろん成績は5です。Eさんの凄いところは、中2で英語が苦手と言って入会してきて、それが中3では得意科目に変わり、高校入学後も英語を続けた結果、今のような成績をとることができたことです。また、高校の数学は難しすぎると嘆いていましたが、今回のテストでは平均点を超えたと喜んでいました。これも受験の際に「やればできるという自信」をつけていた証拠かなと思います。

Fさん(高1) 偏差値60の上位高校に合格。 数学Ⅰ:86点、数学A:83点でクラスで1位をとり大喜びしています。もちろん成績は5です。学年の順位は分かりませんがトップクラスであることは間違いないようです。今では指定校推薦も視野に入れて全ての教科に力を入れて頑張っています。英語も理科も得意教科となれば、将来は理系に進むと夢を語っています。Fさんも、高校を自分の足で歩き始める、人生のスタートと考えているので、高校合格後も数学と英語を続けて通っています。

Gさん(高1) 偏差値50の中堅私立高校に合格。 数学Ⅰ:87点、数学A:84点、成績は5です。中学時代はすべてそこそこに頑張っていたのですが、これと言って得意な教科が見つからなかったのです。しかし、高校に入ってから持ち前の頑張りで数学に力を入れ得意教科にすることができました。クラスでも友達が数学で分からないところを聞きに来るんだ、と嬉しそうに話してくれました。高校に合格しても数学だけはついて行けなくなるのが怖いからと続けていました。しかし見事に予想に反して得意科目となってしまいました。

Hさん(高1) 偏差値42の公立高校に合格。 数学:98点、80点と高得点ではありましたが、成績は残念ながら4でした。しかし、他の教科も頑張っていてほとんどの科目は4をいただいています。中学時代はすべてにおいて消極的な感じでしたが、今はやる気が出てきて大学を目指して勉強中です。

原塾の生徒さんは、高校合格をゴールとしてとらえていません。高校こそ自分の足で歩き始めるスタート地点であるという認識なのです。その意識の高さと将来の目的意識の高さから、高校では多くの生徒さんが上位の成績を取ることができます。学年で上位20%以内にいれば、指定校推薦などの推薦系で早々と大学の合格を決めることもでき、志望大学の合格確率が高くなります。

25年度合格実績

・大学

  • 青山学院大学
  • 法政大学
  • 武蔵野大学(薬学部)
  • 神奈川大学
  • 神奈川工科大学

・高校

  • 七里ガ浜高校
  • 鶴嶺高校
  • 湘南台高校
  • 上矢部高校(美術・陶芸)
  • 藤沢工科高校
  • 鎌倉女子大付属高校
  • 横浜商科大学付属高校
  • 横浜清風高校

 

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